お薬の効果・副作用のまとめ

【テグレトールの効果・副作用のまとめ】

お薬ぶっく♪ではテグレトールの効果・働き・公開されている主な副作用症状を入門者向きに解説しております。

◆テグレトールの効果・副作用のまとめ♪(もくじ)

⇒テグレトールの基本概要
⇒カルバマゼピンとは?
⇒三叉神経痛とは?
⇒テグレトールが処方される主な疾患について
⇒併用する際に注意すべき成分
⇒テグレトールの主な副作用症状
⇒グレープフルーツと血中濃度の関連性
⇒テグレトールの効果・副作用のまとめ一覧表

◆テグレトールの基本概要

 テグレトール(ノバルティス・ファーマ)はその主要成分として、「カルバマゼピン」を配合した薬品です。

 カルバマゼピンは脳神経の中枢に作用して、統合失調症の興奮状態や、てんかん発作(けいれん)などの症状を抑制する効果をもつ成分です。

 特に三叉神経痛に対する抑制効果は有能で、この系統の薬剤としては高い評価が与えられており、うつ病の治療などにも応用されるケースがあります。

 しかし、神経系組織に働きかける薬物である事から、様々な副作用症状をもたらす可能性をもっているのも事実です。

 また、長期的に服用を続け突然服用を中止する場合、症状の更なる悪化などの副作用を生じるケースも現実的に確認されております。

 テグレトールの服用に関しては、正しい知識を持って副作用などの働きを把握した上で服用する事が非常に重要となります。

 

◆カルバマゼピンとは?

 テグレトール錠は「カルバマゼピン」と呼ばれる成分が配合されている神経系の興奮症状をおだやかに鎮める働きをもつ薬剤です。

 テグレトールは脳内の神経組織に働きかける治療薬としては比較的幅広く処方される薬のひとつで、その作用も有能で安定しております。

 但し副作用として確認されている症状の幅も広く、薬の併用に関しても制約が多い薬剤でもあります。

◆三叉神経痛とは?

 三叉神経痛とは顔面にある神経の中でも「知覚神経(ちかくしんけい」にあたる「三叉神経痛」の異常から派生する顔面の神経痛のことを指します。

 三叉神経は顔面を中心に、「目・鼻・耳・口」や顎へ向かい神経が3つに枝分かれした形状であることからこのような名称がつけられております。

 三叉神経痛の症状の特徴はビリっとした刺すような痛みを発症することが特徴で「数秒〜数十秒のてんかん症状」を発症し、一時的に症状が治まるような経過を何度も繰り返します。

 テグレトールは「抗てんかん剤治療薬」として三叉神経痛の薬物療法において主要の薬剤として扱われております。

◆テグレトールが処方される主な疾患について

 テグレトール錠を服用する場合の主な使用目的、及び用途は、前項で解説した通り、テグレトールに配合されている主成分の作用によります。

 テグレトールが使用される主な症状としては、以下のような症状及び疾患があげられます。

【テグレトールが処方される主な症状】
☆三叉神経痛
☆躁うつ病
☆統合失調症

 尚、他の薬剤と併用して使用するケースでは、薬剤の組み合わせによって、テグレトール錠の働く作用を強めたり、効果を薄めたりするケースもあるので、持病などがあり、持病の薬剤との併用をしなければいけないケースに関しては、事前に医師にその旨を伝えておく必要があります。

 通常は医師によってこれらの薬剤の併用を確認されますが、もし特に確認も無く薬を処方された場合は、服用前に一度確認を取ることが重要です。

◆併用する際に注意すべき成分

 テグレトール錠を服用する際の注意点としては、まず前項でご説明しました他の薬物との併用についてです。

 併用をした際に、テグレトールの副作用症状及び中毒症状を発症する成分としては以下のような成分があげられます。

【併用する際に注意すべき成分】
☆ベラパミル
☆シメチジン
☆ダナゾール
☆フルボキサミン
☆エリスロマイシン

 また、テグレトールと服用を併用する事によって、併用した薬剤とテグレトールの双方の作用を低下させるおそれのある薬物としては

☆プリミドン
☆テオフィリン

 などの成分があげられます。

◆テグレトールの主な副作用症状

 テグレトールは基本的に、医師に処方された容量を守り、継続的に使用をしていく薬品です。

 テグレトールの主な副作用症状としては、「強い吐き気症状」・「食欲の低下」などの消化器官症状があります。

 またこの他にも以下のような副作用症状を発症する可能性が検討されます。

【テグレトールの主な副作用症状】
☆腹痛
☆眠気・めまい
☆下痢症状
☆便秘症状
☆皮膚障害
☆血栓症塞栓症

 既に服用中で、上記に記載した副作用症状が確認される場合は、薬の使用を中断し、医師の診察を必ず受けるようにしましょう。

◆グレープフルーツと血中濃度の関連性

 テグレトールを処方された際、医師から「グレープフルーツジュース」で錠剤を飲むことを避けるよう説明を受けた方もいるかもしれません。

 これはグレープフルーツに含まれる成分が体内で薬を代謝する酵素(CYP3A4)の働きを阻害する為です。

 そしてこのグレープフルーツに含まれる成分の阻害作用によっておこる最大の問題は「体内の薬物の血中濃度を上昇」させてしまう可能性がある事です。

 薬物は全て血中濃度が計算されて生産されていますから、思わぬ副作用を発症する原因となる可能性があるのですね。

◆テグレトールの効果・副作用のまとめ一覧表

 テグレトールの副作用について、再度重要なポイントをおさらいしましょう。

 テグレトールの服用に関して特に注意すべきポイントとしては、血栓症の危険性がある点です。

 最後にテグレトールの服用前に確認しておきたいチェックポイントを以下の表にまとめておきます。

テグレトールの効果・副作用のまとめ一覧表
処方される主な疾患 三叉神経痛
躁うつ病
統合失調症
主な副作用症状 腹痛
眠気・めまい
下痢症状
便秘症状
皮膚障害
血栓症塞栓症
その他確認事項グレープフルーツに含まれる成分が酵素(CYP3A4)の働きを阻害し血中濃度を高める可能性があるため注意が必要

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