お薬の効果・副作用のまとめ

【ミノマイシンの効果・副作用のまとめ】

お薬ぶっく♪では抗生物質ミノマイシンの効果・働き・公開されている主な副作用症状を入門者向きに解説しております。

◆ミノマイシンの効果・副作用のまとめ♪(もくじ)

⇒ミノマイシンの基本概要
⇒塩酸ミノサイクリンとは?
⇒ミノマイシンが処方される主な症状
⇒ミノマイシンを服用する際の注意点
⇒主な副作用症状
⇒ミノマイシンの効果・副作用のまとめ一覧表

◆ミノマイシンの基本概要

 ミノマイシン(ワイス社)はその主要成分として、「塩酸ミノサイクリン」を配合した薬品です。

 ミノマイシンは「テトラサイクリン系」の抗生物質で、細菌蛋白質の合成を阻害し体内に侵入した病原微生物の発育を抑制、及び殺菌する作用があります。

 細菌の殺傷能力がある事から、塩酸ミノサイクリンは殺傷能力をもつ抗生物質成分で歯周組織炎や性行為感染症のクラミジア症。

 皮膚科においては表在性皮膚感染症や「ニキビ菌」を殺菌する際にも処方される比較的一般的に使用される安全性の高い薬品です。

 しかし、幅広い用途で使用されるミノマイシンにおいてもショック症状など幾つかの副作用症状の発症が確認されているのも事実です。

 ミノマイシンの服用に関しては、正しい知識を持って副作用などの働きを把握した上で服用する事が非常に重要となります。

◆塩酸ミノサイクリンとは?

 ミノマイシン錠は「塩酸ミノサイクリン」が配合されているテトラサイクリン系の抗生物質です。

 塩酸ミノサイクリンは、体内に侵入した「病原微生物」の発育を抑制、及び殺菌する作用があります。

 人間の体は、生まれながらに持っている防衛能力の働きによって、体内に病原微生物が入り込むと、その病原微生物を駆除しようとする働きがおこります。

 この際、人体には「痛み」や「発熱」などが生じますが、これらは防衛能力の働きによるものです。

 ミノマイシンは、病原微生物の発育を抑制及び殺菌する事によって、痛みの緩和、解熱作用をもたらす働きをもっております。

◆ミノマイシンが処方される主な症状

 ミノマイシン錠を服用する場合の主な使用目的、及び用途は、前項で解説した通り、ミノマイシンに配合されている主成分の作用によります。

 ミノマイシンが使用される疾患としては、主に以下のような症状があげられます。

【ミノマイシンが処方される主な症状】
☆急性気管支炎
☆表在性皮膚感染症
☆在性皮膚感染症
☆クラミジア症
☆梅毒
☆精巣上体炎(副睾丸炎)
☆歯周組織炎
☆歯冠周囲炎
☆感染性口内炎
☆リンパ節炎
☆扁桃炎
☆肺炎
☆乳腺炎
☆中耳炎

 主な症状を見ても分かるとおり炎症系の症状全般に広く処方されているのが現状です。

 尚、持病などがあり薬の併用をしなければいけないケースに関しては、事前に医師にその旨を伝えておく必要があります。

 通常は医師によってこれらの薬剤の併用を確認されますが、もし特に確認も無く薬を処方された場合は、服用前に一度確認を取ることが重要です。

◆ミノマイシンを服用する際の注意点

 ミノマイシン錠を服用する際の注意点としては、まず前項でご説明しました他の薬物との併用についてです。

 併用をした際に、作用を強化させる薬物、薬物反応が強くなる働きをもつ成分としては以下のような成分があげられます。

【作用を強化させる主な成分】
☆メトトレキサート
☆ワルファリンカリウム
☆スルフォニルウレア系糖尿病薬

 尚、ミノマイシンの吸収を阻害する働きをもつ栄養成分には「カルシウム」・「マグネシウム」・「アルミニウム」・「鉄剤」などの成分があり、これらの成分を含む薬剤及びサプリメントを摂取する際は、ミノマイシンの摂取タイミングとの間隔を測ることも重要です。

 食事制限などはありませんが、これら上記に掲げた薬剤を併用して服用する際は十分な注意が必要となります。

◆主な副作用症状

 ミノマイシンは基本的に、医師に処方された容量を守りながら正しく使用をした場合、大きな副作用はほとんど発症しません。

 この安全性が比較的高い点も広く処方されている要因です。

 しかしやはり幾つかの副反応症状の可能性はあります。
 ミノマイシンの主な副作用症状として確認されている主な症状には以下のような症状があげられます。

【主な副作用症状】
☆吐き気症状
☆食欲の低下
☆胃の不快感

 症状の多くは消化器官系の副作用症状が大半です。

 また稀なケースではありますが重い副作用症状として以下の副反応症状を発症するケースも確認されております。

【やや重い副作用の可能性】
☆アナフィラキシーショック症状
☆全身性紅斑性狼瘡症状の悪化
☆スティブンス・ジョンソン症候群
☆ライエル症候群
☆急性腎不全
☆けいれん症状

◆ミノマイシンの効果・副作用のまとめ一覧表

 ミノマイシンの副作用について、再度重要なポイントをおさらいしましょう。

 ミノマイシンの服用に関して特に注意すべきポイントとしては、重度の場合に稀に急性腎不全などの副作用の危険性がある点です。

 その他にも、ライエル病、ショック症状などの副作用症状を発症する可能性があります。

 最後にミノマイシンの服用前に確認しておきたいチェックポイントを以下の表にまとめておきます。

ミノマイシンの効果・副作用のまとめ一覧表
処方される主な疾患 急性気管支炎
表在性皮膚感染症
在性皮膚感染症
クラミジア症・梅毒
精巣上体炎(副睾丸炎)
歯周組織炎
歯冠周囲炎
感染性口内炎
リンパ節炎
扁桃炎
肺炎
中耳炎
主な副作用症状 吐き気症状
食欲の低下
胃の不快感
重度の副作用症状 アナフィラキシーショック症状
全身性紅斑性狼瘡症状の悪化
スティブンス・ジョンソン症候群
ライエル症候群
急性腎不全
けいれん症状
その他確認事項「カルシウム」・「マグネシウム」・「アルミニウム」・「鉄」のサプリメントを摂取する場合はミノマイシンを服用する時間と間隔を空けて摂取すること

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