お薬の効果・副作用のまとめ

【クラリチンの効果・副作用のまとめ】

お薬ぶっく♪ではクラリチンの効果・働き・主な副作用症状を入門者向きに解説しております。

◆クラリチンの効果・副作用のまとめ♪(もくじ)

⇒クラリチンの基本概要
⇒ロラタジンとは?
⇒抗ヒスタミン薬とは?
⇒クラリチンが処方される主な疾患
⇒服用する際の注意点について
⇒主な副作用症状について
⇒肝機能障害がある場合は要注意

◆クラリチンの基本概要

 クラリチン(シェリングプラウ社)はその主要成分として、ロラタジンと呼ばれる成分を配合した薬品です。

 ロラタジンは抗ヒスタミン薬としては最も効果の高い成分として注目されておりますが、長期的に服用をする場合は特に副作用症状に注意を払う必要があります。

 また、他の薬剤との併用によって、人体に危険をもたらす成分も存在する為、これらの知識の把握も重要です。

 クラリチンの服用の際には、服用期間、周期などの指導を受けるので、これらの服用のタイミングを継続的に守る事も副作用を防止する為に大切な事です。

 

◆ロラタジンとは?

 クラリチン錠は「ロラタジン」と呼ばれる成分が配合されている薬剤です。

 クラリチン錠に使用されるロラタジンは、経口投与すると口腔内で容易に解ける「口腔内速溶錠タイプ」の錠剤も製品化されております。

 口腔内速溶錠タイプの場合は、唾液のみで服用できる点が大きな特徴と言えます。

◆抗ヒスタミン薬とは?

 クラリチン錠の主成分であるロラタジンは抗ヒスタミン薬としては最も効果の高い成分として注目されております。

 抗ヒスタミン薬とは、「H1受容体」と呼ばれるヒスタミン受容体の作用を抑制させる効果をもつお薬のことです。

 花粉症などのアレルギー症状を発症すると、体内からは「ヒスタミン」・「セロトニン」・「ロイコトリエン」などの成分が放出されます。一度は耳にしたことがある成分ではないでしょうか?

 中でもヒスタミンは血管の拡張作用があり、アレルギー症状の代表ともいえる「くしゃみ」や「鼻水」などの症状が絶え間なく発症する要因となります。

 ヒスタミンの作用が続く限り、意図的に鼻水やくしゃみをとめることはできない為、このような強力なアレルギー症状を発症している場合は、その作用を抑制する働きをもつ「抗ヒスタミン薬」を使用することになります。

 尚、抗ヒスタミン薬は、アレルギー症状の発生原因を抑制するお薬ですから、風邪などの症状を改善する働きはありません。

◆クラリチンが処方される主な疾患

 クラリチン錠を服用する場合の主な使用目的、及び用途は、前項で解説した通り、クラリチンに配合されている主成分である「ロラタジン」の作用によります。

 主に使用される疾患としては以下のような疾患があげられます。

【クラリチンが処方される主な疾患】
☆アレルギー性鼻炎
☆じん麻疹
☆アレルギー性皮膚疾患
☆花粉症
☆皮膚掻痒症

 クラリチンは以上の症状の改善、及びコントロールを目的として処方されるケースが大半です。

 尚、他の薬剤と併用して使用するケースでは、薬剤の組み合わせによって、クラリチン錠の働く作用を強めたり、効果を薄めたりするケースもあるので、持病などによって薬剤の併用をしなければいけないケースに関しては、事前に医師にその旨を伝えておく必要があります。特にクラリチンの服用に関しては次項で解説するエリスロマイシン・シメチジンとの併用は危険とされています。

 通常は医師によってこれらの薬剤の併用を確認されますが、もし特に確認も無く薬を処方された場合は、服用前に一度確認を取ることが重要です。

◆服用する際の注意点について

 クラリチン錠を服用する際の注意点としては、まず前項でご説明しました他の薬物との併用についてです。

 特に併用を避けるべき薬剤及び成分としては「エリスロマイシン」そして「シメチジン」などの薬物成分があげられます。

 これらの成分は、「クラリチンの血中濃度」を上昇させる働きがあり、危険性が高い事が確認されている為です。

 またクラリチンは肝臓病の持病を持っている患者の場合、症状を悪化させる危険性もあります。(肝機能低下現象など)

 肝臓病の傾向のある方は、医師に事前に申告する事が最重要となります。

◆主な副作用症状について

 クラリチンは基本的に、医師に処方された容量を守り、短期間の服用であれば重度の副作用を起こす事はほとんどありません。

 しかし、服用開始から2〜3ヶ月程度の期間は幾つかの副作用症状を発症しやすい傾向にあることもわかってきております。

【クラリチンの主な副作用症状】
☆吐き気・嘔吐
☆眠気
☆頭痛
☆肝機能低下

 症状の現れ方、強さには個人差があります。症状が全く現れないケースも当然あります。

 上記症状が自覚症状として現れた場合は、念の為すみやかに医師の診察を仰ぐ事が重要です。

◆肝機能障害がある場合は要注意

 クラリチンの副作用について、再度重要なポイントをおさらいしましょう。

 クラリチンの服用に関して特に注意すべきポイントとしては、肝機能障害です。

 肝臓への負担が確認されておりますから、「肝機能障害を持病として持っている場合」は、細心の注意が必要となります。

 最後にクラリチンの服用前に確認しておきたいチェックポイントを以下の表にまとめておきます。

クラリチンの効果・副作用のまとめ
処方される主な疾患 アレルギー性鼻炎
じん麻疹
アレルギー性皮膚疾患
花粉症
皮膚掻痒症
主な副作用症状 吐き気・嘔吐
眠気
頭痛
肝機能低下
その他確認事項肝機能障害・肝臓病がある場合は要注意

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